母の骨折と、家族で初めて畑に立った日

エッセイ

母が骨折したことで、私たち家族は初めて畑で肩を並べました。
半世紀生きてきて、こんな日が来るとは思っていませんでした。
これは、私たち家族の“初めて”の記録です。

🍘いつものお土産

一昨日、実家に帰省しました。帰省のたびに立ち寄る中野屋。
くるみゆべしときんつばは、母と叔母の大好物。
冷やしたきんつばは、夏の午後にぴったりの甘さです。

🌱実家での畑仕事

母が骨粗しょう症のため骨折してしまい、畑仕事が難しくなりました。

何か手伝うことがあればと、畑仕事用の帽子と手袋と靴を一応持って行きました。
午後から弟と大根のタネ植えをすることになったので、ちょうどよかった。

母以外は畑仕事に不慣れで…、母に言われた通りに作業をする弟と私。
実家で暮らしていたころは畑仕事などしなかった私の変わりように弟は驚いていました。

種を植えると鳩が来て種を食べてしまうそうなので、父が鳩にたべられないよう畝の上に糸をはりました。

こうすると、来ないんだそう。

前日弟が畝を作っておいたので、種をまくだけだったのですが、暑くて暑くてなかなかの重労働に感じました。

🐾ハクビシンとスイカの午後

そこにハクビシンが畑のわきの道路を横切りました。
小さいのにすばしっこくて顔までは見れませんでした。
スイカでも食べに来たのかもしれませんが、いつもと違ってにぎわっている畑にびっくりしたのかもしれません。

母はスイカの空中栽培などはできないので、畑のスイカはほとんど野生動物のえさになっています。

それでもどうして植えるのか…。

弟は「こうなったら発想を変えて、動物が食べきれないほど植えればいいのではないか?」などと言っていて笑えました。

その時ふと気が付いたのですが、親子姉弟そろって畑仕事をするのは生まれて初めてでした。
こんなふうに家族そろって畑に立つ日は、もう二度とないかもしれません。

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