味噌仕込み、容器の選び方と記憶
味噌を仕込む容器として、最初はホーローの小さな保存容器を2つ用意しました。
冷蔵庫にそのまま入れられると思ったのですが、仕込んだ味噌が入りきらず、結局一度も使わずじまい。
代わりに使っていたのは、陶器の甕。
雰囲気があって気に入っていたのですが、最近「木桶を長く使うと微生物が住みついて、味噌がその桶だけの味になる」と知って、秋田杉の味噌桶を購入してみることにしました。
子どものころ、実家の倉には木桶の味噌が置いてありました。
真っ暗な倉の中に、味噌の香りがむわっと漂っていて、ちょっと怖くて、ちょっと懐かしい場所。
悪いことをすると、そこに閉じ込められるという“お仕置き部屋”でもありました。
私は閉じ込められた記憶はないのですが、弟が叫んでいたのを思い出します。すぐに出されるんですけどね。
今は倉なんてありませんので、部屋中に味噌の香りが充満するのでは…と少し心配しつつ、台所の床下に置いてみることにしました。
木桶の準備
まずは「あく抜き」。ぬるま湯と酢を入れて一晩置きます。

水が漏れるんじゃないかとドキドキしましたが、無事でした。
翌朝、水を捨てて桶をひっくり返すと、底の縁に水がしみていましたが、たぶん問題なし。

側面に触れると、木がふくらんでいるのがわかります。
水を入れる前と入れた後の違いがはっきりわかりました。
味噌の仕込み


木目が美しくて、なんだかわくわくしてきました。
木桶に味噌を詰めたあと、甕で仕込むときと同じようにラップをして、袋に入れた塩を広げました。

その上に内蓋、外蓋、新聞紙をかぶせて紐でしばり、新聞紙の上に仕込んだ日付と材料を書いて、台所の床下へ。

大豆1.5㎏ 生麹1.5㎏ 塩750g
木桶は3kg入りなので、入りきらなかった分は甕に。甕には半分ほど入りました。


空気が入らないようにラップでぴっちり蓋をして、袋に入れた塩を広げて皿などで重しをしておきます。
同じ日に、同じ材料で仕込んだ木桶と甕。
一年後、どんな味の違いが出るのか、今から楽しみです。



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