ご近所と分かち合う秋の味覚:イチジクの恵みとバターナッツの物語

レシピ

甘く実ったイチジクと秋田の空模様

秋田の空が澄み渡る7月。晴れ続きの空模様に、農作物への影響が心配されていましたが、そんな乾いた空気が、8月の収穫時、イチジクに思いがけない甘さをもたらしてくれました。

イチジクのお裾分けとバターナッツの交換

そして我が家もご近所さんからイチジクをたくさんいただきました。ご近所さんの家の庭でとれたイチジクです。

いただいたイチジク

『たくさん採れたからどうぞ』といつもおいしいお裾分けをしてくれるご近所さん。お礼に菜園で採れたバターナッツを差し上げたのですが、『これはどうやって食べるの?』と不思議そうでした。

菜園のバターナッツかぼちゃ

ひょうたんに見えても、味は本物

バターナッツはカボチャで、種は下のふくらみの中に入っていて上の方は種が入っていないので使いやすいです。皮もそれほど固くなく切るのも楽なのです。
小さめのバターナッツは中をくりぬいてグラタンにしてもかわいい。

しかし、ご年配の方にはこのフォルムがどうしても瓢箪に見えてしまうようです。
これはおいしいカボチャなので、これを機にぜひ食べていただきたい。
バターナッツはオリーブオイルと塩だけで焼いても、素材の味がしっかり楽しめます。

イチジクを抜いたあの日と、いただいた果実

そういえば以前、我が家の庭にもイチジクを植えたことがありました。イチジクはすごく大きくなるからやめたほうがいいという話を聞いて、慌てて抜いてしまったんです。もっと広いお庭があれば季節の楽しみが増えるのだけど・・・。

しかし、こうしてご近所さんからイチジクをわけていただき、季節の恵みを味わえることは本当に幸せなことだと思います。

早速イチジクのジャムと定番の甘露煮を作りました。

🍯 イチジクジャム

材料

  • イチジク(皮をむいて)…約600g
  • 砂糖…180〜240g(果実の30〜40%が目安)
  • レモン汁…大さじ1

手順

1.イチジクは皮をむいて一口大に切る。
2.鍋にイチジクと砂糖を入れて30分ほど置き、果汁を出す。

一口大に切ったイチジク
砂糖をかけた一口大のイチジク

3.中火にかけて煮立ったらアクを取り、弱火にして20〜30分煮る。
 ※この頃には、キッチンに甘い香りがふんわりと広がります。
4.とろみが出たらレモン汁を加えてさらに5分煮る。
5.熱いうちに清潔な瓶に詰めて保存。

🍵 イチジク甘露煮

材料

  • イチジク…約1.4〜1.5kg
  • 砂糖…350〜400g(果実の25〜30%)
  • レモン汁…大さじ1.5
  • 水(下茹で用)…適量

※甘さ控えめにしたい場合は砂糖を300g程度にしてもOKです。

手順

  1. 下準備
    イチジクのヘタを切り、皮はむかずにそのまま使用。傷がある場合は取り除く。
  2. 下茹で(アク抜き)
    沸騰した湯にイチジクを入れ、2分ほど茹でてザルにあげる。皮が柔らかくなりすぎないよう注意。
  3. 煮る
    鍋にイチジク・砂糖・レモン汁を入れ、弱火で加熱。砂糖が溶けたら落とし蓋をして、弱火で約1時間煮る。
  4. 仕上げ
    煮汁がとろりとして照りが出たら火を止め、冷ます。冷めるとさらに味が染み込みます。
イチジクの甘露煮

ジャムや甘露煮は他の料理にも使えます。ジャムはヨーグルトに添えたり、甘露煮は冷やしてお茶請けにもぴったりです。

イチジクの効能

イチジクには消化を促進して下痢や便秘を解消したり、肺を潤してのどの腫れや空咳を癒す働きがあります。また、むくみや老廃物の代謝を促す作用もあるそうです。

まさに、私が今欲していた食べ物です。
時間があるときにイチジクのジャムを使ってパウンドケーキを作って紅茶と一緒に食べてみようと思います。

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