電車で倒れかけた夜|若さに潜む“迷走神経反射”という症状

迷走神経反射アイキャッチ 日々のこと

若さに油断していた。
電車で倒れかけた長男の体験をきっかけに、「迷走神経反射」という症状を知りました。
母としての記録と小さな食事の工夫を通して、同じような不安を抱える方へのちょっとした参考になればと思います。

電車で倒れかけた長男の異変

先日、バイトから帰ってきた長男が、

「電車で倒れかけた!突然頭がぼーっとして、視界が狭まって、何も聞こえなくなって気絶しかけた。今も舌がびりびりしてる。頭も痛いし、おなかも痛い」と不安そうでした。

まさか、脳梗塞の前兆…?

いや、まさか20代だし安静にしていれば治るかなと思いましたが、
万が一脳梗塞だったら一刻も早い方が生存率が上がる。

急いで救急外来へ行きました。

病院での診断と「迷走神経反射」

待合室で待っている間も、
「今、血管が詰まってプチっといったらどうしよう…」と不安でいっぱい。
若いし、そんなことはないはず。
でも、もしそうだったとしても、早めに来たから大丈夫…?

診察を終えた長男が戻ってきて、「迷走神経反射の疑い」で一過性のものだと思われるが、何回もなるようだったらまた来てとのこと。
命に別状はなく、入院も不要。
とりあえずは様子見でOKとの診断でした。

迷走神経反射とは?

…迷走神経反射? 神経が迷走するってこと?

その診断名を聞いてもピンと来なくて、お会計待ちの間二人でスマホ検索を始めました。

🧠 仕組み:副交感神経の過剰反応

  • 副交感神経の一部である迷走神経が過剰に刺激されることで起こります。
  • 迷走神経が活性化すると、心拍数が減少し、血管が拡張して血圧が低下します。
  • その結果、脳への血流が一時的に不足し、めまいや失神などの症状が現れます。

⚠️ 主な原因・誘因

  • 長時間の立位や座位(例:朝礼、満員電車)
  • 強い痛みや恐怖(例:注射、採血)
  • 極度の疲労やストレス
  • 排便時の強いいきみ
  • 入浴中や直後
  • 脱水、飲酒、薬の影響(利尿薬・硝酸薬など)。

🩺 症状と前兆

  • 血の気が引く感じ
  • めまい、ふらつき
  • 冷や汗、吐き気
  • 視界がぼやける、耳鳴り
  • 意識が遠のく、失神。

※多くの場合、数分以内に自然回復しますが、転倒による外傷には注意が必要です。

🛡️ 予防と対処法

強い痛みや恐怖に備えて深呼吸やリラックス法を活用する。

前兆を感じたらすぐに座るか横になる

水分と塩分を適度に摂取する。

長時間の立位を避け、こまめに体を動かす。

迷走神経反射になりやすい人の特徴

私:「ストレスたまってるの?」
長男:「いや、ぜんぜん」

う~ん、確かにバイトで立ち仕事をした後だったが、長男は常日頃からジムにて体を鍛えているしそれくらいで…と思いさらに検索。

🧬 性格・体質・生活習慣との関係

以下のような傾向がある人は、迷走神経反射を起こしやすいとされています:

  • 若年層(10代〜30代)
    • 自律神経系が過敏で、環境変化やストレスに反応しやすい。
  • 低血圧の人
    • 血圧がもともと低いため、さらに下がると脳への血流が不足しやすい。
  • ストレス・不安を感じやすい人
    • 精神的な刺激が迷走神経を過剰に働かせることがある。
  • 長時間立っていることが多い人
    • 血液が下半身に溜まりやすく、脳への血流が減少しやすい。
  • 脱水状態の人
    • 血液量が減少し、血圧が低下しやすくなる。
  • 痛みや恐怖に敏感な人
    • 注射や採血などで強い反応を示すことがある。
  • 閉所や人混みに弱い人
    • 環境ストレスが自律神経に影響しやすい。
  • 疲労が蓄積している人
  • 自律神経のバランスが崩れやすくなる。

🧍‍♀️ 痩せ型・低血圧との関連性

以下のような体型的特徴が、迷走神経反射のリスクを高めるとされています:

  • 痩せ型・細身の人
    • 筋肉量が少ないと、血液を心臓に戻すポンプ機能が弱くなり、脳への血流が減少しやすくなります。
    • 特に長時間立っていると、下半身に血液が溜まりやすく、失神のリスクが高まります。
  • 低血圧傾向のある人
    • 痩せ型の人は血圧が低めの傾向があり、迷走神経反射による血圧低下がより顕著に現れます。
  • 筋肉量が少ない人
    • 筋肉が少ないと、静脈の血液を心臓に戻す力が弱く、立位時に脳への血流が不足しやすくなります。
  • 女性に多い傾向
  • 女性は男性よりも平均的に筋肉量が少なく、血圧も低めなため、迷走神経反射が起こりやすいとされています。

長男は筋肉はあるものの、やせ型で体脂肪が少なめで低血圧傾向。脱水気味だったのも原因かも。
どうして私からこんなに細身の体質が生まれたのだろう…?

母としての観察と食事の工夫

夜中の1時を回り、入院も覚悟していたけれど、

とりあえず無事に帰れて本当に良かった。

電車の中で倒れかけた時、

長男は「目と耳が死んだような感覚だった」と言っていました。

気づいたらドアが開いていて、怖かったそうです。

これは危ない、何とかして太らせようと、母は考え始めました。

もともと食が細い方なので好物のチーズを多めにとって、ナッツなどの軽くて高カロリーなものを食事にとり入れようと思いました。

次の日の昼、キノコのチーズリゾットとナッツ入りのサラダを食べさせました。

明日はどうやって食べさせようか。

ドレッシングにナッツを入れたり、少しずつチーズとナッツのレパートリーを増やしていこうと思います。

同じような体験をされた方へ

若くても、突然の体調不良は起こり得るのだと、今回の出来事で実感しました。
「迷走神経反射」という言葉も初めて知りましたが、調べてみると意外と身近な反応であることが分かりました。

様子見などと言わず、まずは病院で診てもらうことが、安心につながると感じています。

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