切り花は寒い場所で長持ち?サンルームで考える花の運命

庭のバラ エッセイ

🌹 庭のバラの不思議

寒くなってきたのに蕾を付けました。

咲くべきではなかったのか、それとも咲きたかったのか

日の当たる上部では、花を咲かせました。

間違えて咲いてしまったのか、
それとも寒いのが好きなのか。

🌸 救出された花たち

夫の職場で、たった一度だけ飾られて捨てられてしまう大量の花。

夫が救出して持ち帰ってくるのですが、置き場所に困って水をはったバケツにいれてサンルームに放置していたことがありました。

そのとき、気づいたのです。

部屋に飾った花は 3日ほどで枯れるのに、サンルームに置いた花は 1か月近く持つ

寒くて、日当たりがよく、風通しの良いサンルームが花に合っているようでした。

11月2日
11月20日

📖 茶の本に見る花の運命

岡倉天心の『茶の本』で、東洋と西洋の花の運命の対比を思い出しました。

東洋の花の宗匠

  • 切り口に炭を押し付けたり、針金を通したりして延命措置をする
  • 塩や酢、ミョウバン、硫酸まで飲ませることもある
  • 何もしないより二週間以上長く生きられることが彼らの自慢
  • 少なくとも自然の摂理に敬意を払っているつもり

「苦しみが長く続くけれど、最初につかまった時にすぐ殺されるよりマシだった」
花はそう思っているのでしょうか。

西洋の宴会の席

  • 花のディスプレイは富の顕示で一時の気まぐれ
  • お祭り騒ぎが終わったら汚物の山の上に無残にも捨てられる
  • 延命措置はなし

どちらにしても花は美しく、不運。
あなたが花なら、どちらの運命をたどりたいと思いますか

👀 花から見た人間

部屋から眺める花はきれい。

けれど逆に、サンルームから花がこちらを眺めていたらどうでしょう。

文人・経済人が集うつかの間の華やかな場所から一転、民家のサンルームで延命。

温かい乾燥気味の場所で、
お菓子を食べて紅茶を飲みながらPCに向かうおばさんを見て、
花は何を思っているのでしょうか。

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