松風焼き

材料
鶏ひき肉 450g
長ネギ 1/2本
卵 1個
すりおろし生姜 1片
片栗粉 大さじ3
みりん(塗る用) 適量
ゴマ 適量
青のり 適量
【A】
酒 大さじ1
みりん 大さじ1
砂糖 小さじ2
しょう油 大さじ1と1/2
味噌 小さじ2
作り方
1.長ネギはみじん切り、卵は溶きほぐし、オーブンは180℃に予熱しておく。
2.ボウルに鶏ひき肉を入れ粘りが出るまでよく混ぜる。
3.2に長ネギ、すりおろし生姜、溶き卵、【A】の調味料を加える。
4.全体が混ざったら片栗粉を加えさらに混ぜ合わせる。
5.オーブンシートを敷いた容器に3を入れて正面を平らにし、フォークで数か所穴をあける。
6.180℃に熱したオーブンで20分焼く。
7.刷毛で表面にみりんを塗り、ゴマと青のりを半分ずつ振りかけて冷ます。
8.長方形に切りそろえる。
松風焼きの由来
- 能『松風』との関わり
平安時代の歌人・在原行平が須磨の浦で「松風」という娘と恋に落ちる物語に由来します。行平が都へ戻り、残された松風は一本の松を恋人に見立て「松風(待つ風)ばかりで浦さびし」と詠んだことから、料理名に結びついたとされます。 - 料理の形からの由来
松風焼きは表面にケシの実を散らし、裏面には何もないため「裏が寂しい=浦さびし」と能の題名と掛け合わせて「松風」と呼ばれるようになりました。 - 松ぼっくり説
松の木に風が吹き、松ぼっくりが散らばる風景を表現したという説もあります。
松風焼きの意味
- 「裏がない」=正直さの象徴
表面だけにケシの実をまぶし、裏には何もないことから「隠し事のない正直な生き方」を願う料理とされています。 - 新年の縁起物
おせち料理に用いられ、「一年を正直に、悪いことなく過ごせますように」という祈りが込められています。 - 食材の工夫
本来は鶏ひき肉を使いますが、魚のすり身でも作られ、ケシの実が手に入りにくい場合は白煎りゴマで代用されます。
比内地鶏アレンジ
今回は鶏ひき肉を使うレシピを紹介しましたが、ひき肉がない場合は鶏肉でも代用可能です。
松風焼きは関西由来のおせちですが、比内地鶏を使うことで秋田ならではの一品になります。
以前、秋田の食材のみを使ったおせち料理を作りました。
比内地鶏の胸肉を使って松風焼きを作って以来、我が家ではお正月の定番です。
秋田県産食材のみを使ったおせちの記事はこちら
▶おせちメモ ~秋田の恵みでつくる、わが家のお品書き~
ひき肉ではなく、比内地鶏と他の材料をフードプロセッサーで練り混ぜてからオーブンで焼きました。さらに時短で簡単に作れます。
鶏ひき肉は柔らかく仕上がりますが、比内地鶏は旨味が濃く、食感がしっかりします。
しっかり目に仕上がるので串刺しにしても崩れにくいです。
比内地鶏の味をおせちに…というときは、ぴったりかもしれません。



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