登れないかも…からの復活。羽黒山参拝で体調を崩し、かき氷でよみがえった身体と、暮らしの見直し。
湊かなえさんのエッセイに導かれて
湊かなえさんの『山猫珈琲』に登場する「ミルフォードトラック」。
“世界一美しい散歩道”と呼ばれるその景色に心を奪われて以来、いつか必ず歩いてみたいと願うようになりました。
その予行練習のつもりで、毎年少しずつトレッキングを続けています。
運動不足のなかで選んだ羽黒山
家庭菜園を始めたり、残業が続いたりと、日々の暮らしに追われて最近はすっかり運動不足。
登山はちょっと自信がないけれど、山の空気に触れたい気持ちは募るばかり。
そんな折、以前から気になっていた羽黒山へ参拝することにしました。
選んだのは、難易度Aの石段山頂ウォーキング。約90分のコースです。

登山靴でなくても登れる道のりで、スニーカーや長靴の人もちらほら。
軽装の人が多いこともあり、少し気楽に構えていたのですが——この日は30度を超える真夏日。
出発早々、水をがぶ飲みしてしまいました。
二の坂での異変と、転職の妄想
一の坂はなんとか乗り越えましたが、二の坂を越えて茶屋に着いた途端、急な息切れと吐き気。
Tシャツとズボンが重くなるほどの汗が噴き出し、しばらく横になって休ませていただくことに。
「今日はもう無理かも」と思うと、情けなさがこみ上げてきて、
「こんなこともできないなんて…」と、ついには事務職を辞めて体を動かす仕事に転職しようかとまで考えてしまいました。
はちみつかき氷がくれた回復の兆し
しばらくすると汗も引き、吐き気も落ち着いてきて、
「何も食べずに帰るのは申し訳ないな」と思い、主人用に注文したかき氷を少しだけいただきました。


庄内産の極上のはちみつをかけたかき氷。
庄内産の極上はちみつがかかった、シンプルなかき氷。
それが驚くほどおいしくて、体にすっと染み渡りました。
食べているうちに、頭がすっきりして、体も軽くなってきて——「もう少し登れるかも」と思えるほどに回復。
水分との付き合い方を見直す
大量の汗をかいたのに、気分は爽快。
「水分の摂りすぎで体調を崩すこともあるのかもしれない」と気づき、
職種のせいにしていたけれど、まずは自分の体調管理を見直すべきだなと、転職の考えは一旦棚上げ。
茶屋の方は心配そうに見守ってくださっていましたが、
その後、三の坂も無事に登りきり、山頂までたどり着くことができました。


水分補給を控えめにしても脱水にはならず、
「やっぱり普段から水分を摂りすぎていたのかも」と、少し反省。
参拝と温泉、そして涙の最終回
参拝を終え、帰りは階段を軽やかに下り、温泉で汗を流して、ソフトクリームで締めくくり。
そして夜は『VIVANT』の最終回を観て涙し、またしても大量の水分を失いましたが、こちらもすっきり。
からだの声に耳を澄ます一日
「自分の体質と水分補給のバランスについて、ちゃんと考えないとな」
そんなことを思った、羽黒山での一日でした。
羽黒山の参道の記録はこちら
▶羽黒山2|2446段の石段と、杉に包まれる参道の記憶



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