🍅 トマトの脇芽は「捨てずに増やす」時代へ
トマトやミニトマトを育てていると、葉の付け根から次々と伸びてくる脇芽。

通常は芽かきして捨ててしまいますが、実はこの脇芽、新しい苗として再利用できる優秀な素材です。
「収量をもう少し増やしたい」 「秋まで長く収穫したい」 そんな時に追加で苗を買う必要はありません。脇芽を使えば、同じ品種のトマトを“無料で”増やせます。
脇芽から苗を増やすメリット
- 苗代の節約:最初の1〜2株から、いくらでも新しい苗を作れます。
- 収穫期間が延びる:親株より約1ヶ月遅れて成長するため、秋口まで収穫を楽しめます。
挿し木に向いている「良い脇芽」の条件
どの脇芽でも育つわけではありません。成功率を上げるポイントは次の2つ。
- 長さ5〜10cm(人差し指くらい) 小さすぎると根が出にくく、大きすぎると水切れで枯れやすい。
- 晴れた日の午前中に“手で”摘み取る 雨の日やハサミ使用は傷口から病気が入りやすくなります。左右にひねって折り取るのがベスト。
【実践】脇芽を根付かせる2つの方法
方法A:初心者向け「水挿し」で確実に発根
根が出たのを確認してから植えたい人におすすめです。
- 下葉を落とす(蒸散を減らすため)
- 水に1〜2cm浸ける
- 明るい日陰で管理
- 約1週間で植え付け(白い根が伸びたらポットや畑へ)

方法B:太い脇芽なら「直接土に挿す」
体力のある脇芽なら、こちらのほうが早く根付きます。
- 下葉を落とす
- 水はけの良い培養土に斜め挿し
- たっぷり水+明るい日陰で約2週間
- 新芽が立ち上がったら追肥開始
日当たりの良い畑で育てたい場合は、水挿しで発根させてから雨の前日に植えると成功率が高いです。

脇芽挿しは7月上旬からでも間に合う?
結論:十分間に合います。むしろ7月は最高のタイミング。
私は5月下旬〜6月上旬に水挿しをしましたが、7月は気温が高く、トマトの根が爆発的に伸びる“ボーナス期”。 コツさえ押さえれば、9〜10月に甘い「秋トマト」をたっぷり収穫できます。
7月スタートが成功しやすい3つの理由
1. 高温期は発根スピードが段違い
春は発根まで2週間かかることもありますが、7月なら3〜5日で根が出ることも珍しくありません。
2. 秋までしっかり収穫できる
7月上旬に挿し木 → 8月上旬に開花 → 9〜10月に甘い秋トマトが収穫できます。
3. 親株の“太くて元気な脇芽”が手に入る
今の時期は親株が旺盛。買えば1株200〜300円する苗が、脇芽なら無料で無限に増やせます。
7月スタート限定!失敗しないための「3大ブースト条件」
① ミニトマト or 中玉を選ぶ(大玉は不向き)
大玉は熟すまで50日以上かかり、秋の寒さに間に合わない可能性があります。
② 太くて立派な脇芽を使う
10〜15cmほどの大きめ脇芽を手で折り取ると、成長の遅れを約2週間短縮できます。
③ 最初の花(蕾)は摘み取る
もったいなくても、最初の花は全部摘み取るのが正解。 まずは株を大きくして根を張らせることが最優先です。
【初心者向け】3日で根が出る!水挿しの手順

ステップ1:下葉を落とす
上の葉を3〜4枚残し、下葉はカット。
ステップ2:水に浸けて「明るい日陰」へ
直射日光は厳禁。風通しの良い日陰がベスト。
ステップ3:毎日水を交換
夏は水が腐りやすいため、必ず毎日交換。 3〜5日で白い根の赤ちゃんが出てきます。
ステップ4:根が伸びたら植え付け
根が3〜5cmになったらプランターや畑へ。 植え付け後1週間は半日陰で管理すると安心です。



まとめ:捨てる脇芽を「秋のごちそう」に変えよう
7月の高温期は、脇芽を増やす絶好のチャンス。
- 今からでも秋の収穫に間に合う
- 大玉よりミニトマト・中玉が向いている
- 発根までは直射日光を避ける
この3点を押さえれば、週末からでもトマトの“無限栽培”が始められます。 ぜひ今年は、捨てていた脇芽を秋のごちそうに変えてみてください。




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