🍁 実家の渋柿、今年の収穫
先日、実家で柿を収穫しました。
毎年、母が渋柿を収穫していましたが、柿の木が少しずつ大きくなるにつれ、母の足腰も弱り、今では木の下部しか手が届かなくなったようです。
上部にはまだまだ柿がたわわに実っており、放置するとクマが来てしまうかもしれません。
柿はクマの大好物ですから。

そこで、夫が高枝切りばさみを使って収穫してくれました。
中には鳥に食べられてしまった柿もありましたが、それも自然の営みのひとつ。

🐦 野生との共存という考え方
いくら自分の敷地内の柿といえど、すべてを収穫せず、少しは野生の動物のために残しておく。
これは人間と動物の間にある、暗黙の了解のようなものだと思っています。
ただ、クマだけは少し事情が違います。
人間に襲いかかることがあるため、他の動物と同じようには考えられません。
🐻 母グマが人里に来る理由
特に子連れの母グマは警戒心が強く、近づくと攻撃的になることもあるため注意が必要です。
なぜそんなセンシティブな母グマが人里に子熊を連れてくるのか――
それには、雄グマの生態が関係しています。
雄グマは縄張り意識が強く、繁殖期以外は基本的に単独行動。
交尾後すぐに母グマと別れ、子育てには関与しません。
それどころか、自分の子かどうかに関係なく子グマを殺すことがあるため、母グマはそれを避けるために人間の生活圏に近づくこともあるのです。
人間の近くには雄グマがあまり来ないため、安全地帯と見なされることがあるようです。
残念ながら、雄グマには家族意識がないようです。
ワンオペで育児をしている母グマに同情しなくもないですが、人間と共存するのはやはり難しいのです。
🌲 山の変化とクマの出没
高齢化が進み、山でキノコや山菜を採る人が減ってきています。
もしかすると、山の食べ物が不足しているから里に下りてきているのではなく、食べ物が豊富で個体数が増えた結果、雄グマから逃れるために母グマが人里に訪れているのかもしれません。
🍂 渋柿の食べ方と干し柿づくり
さて、渋柿ですが、収穫してそのまま食べることはできません。
食べ方①:焼酎で渋抜き
収穫した柿は丁寧に拭いてから、焼酎スプレーをかけて袋に入れて密閉します。
2週間ほどで渋が抜けて食べられるようになります。
食べられるようになったら袋から取り出してください。
そのまま入れておくと熟しすぎてしまうので、なるべく早めに食べましょう。
食べ方②:干し柿にする
皮をむいて干し柿にします。一度湯通しすると良いようです。
雨の当たらない軒下や縁側に吊るして、風を当てて干すのが理想ですが、クマを呼んでしまうため、干すこともままなりません。
昨年は寝室の出窓に干したところ、青カビが生えてしまい、泣く泣く捨てました。
仕事をしていたため、窓を開けっぱなしで外出するわけにもいかず…。
今年は、アミ付きの野菜かごに入れて、少しだけ外に干しました。
傷みの少ない柿は焼酎で渋抜きをして、少しだけ傷んでいる柿の皮を厚めに剥いて干してみようと思います。

しかしやはりクマが危険なので、すぐに家の中に取り込みました。
日中はサンルームや出窓の窓を開けて、風に当てるようにしていますが、どうなることでしょう。
うまくいくかどうか、少し不安です。
🍬 甘さの最上とされる干し柿
「甘さは、干し柿をもって最上とする」という言葉があります。
渋柿は甘柿よりも糖度が高い品種が多く、干すことで水分が抜けて甘さがぎゅっと凝縮されます。
この天然の甘さは、人工的に添加された甘さよりも、体にすっと染み込むような美味しさなのかもしれません。
干し柿は、日本茶にも紅茶にも中国茶にもよく合う、日本の伝統的なおやつです。
千利休も茶席で茶菓子として振る舞ったとか。
クマにおびえて作れないというのは、ちょっと残念です。



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