ある小説の中で、おばあちゃんがミントとセージでハーブティーを作り、それを畑に撒くと虫たちがすっと逃げていく──そんな印象的な場面がありました。ハーブの力を借りて、自然に寄り添う暮らし方が描かれていて、ずっと心に残っていたのです。
大雨のあと、我が家の畑の野菜たちも少し元気をなくしているように見えました。そこで、ハーブの抗菌・虫よけ作用に期待して、タイムで試してみることに。
タイムの効能と作り方
タイムには強力な殺菌作用があると言われています。うどんこ病に悩まされがちなきゅうりにも、もしかしたら効果があるかもしれない──そんな思いで、ハーブティーを作ってみました。
- 大きめの鍋にお湯を沸かし、火を止めてからタイムを一束入れてしばらく浸す
- 蓋をして蒸らし、香りと成分をじっくり抽出
- 冷めたらペットボトルに移して、畑へ

左のスプレーボトルには原液を入れて、葉に直接スプレー。
右のボトルは水で薄めて、土に撒きます。見た目は焼酎のようですが、中身はタイムのお茶。
香りも爽やかで、畑仕事の気分も少し軽やかになります。
小さな実験の楽しさ
効果のほどはまだわかりませんが、こうして自然の力を借りながら、植物と向き合う時間はとても豊かです。野菜にハーブティーを…。贅沢させている気分になります。
そして、きゅうりのうどんこ病は…
なおりませんでした。枯れていきました。
ハーブは野菜が元気なうちに、病害虫の予防効果を期待するものなのかも。
人間がお茶を飲んでリラックスするように、野菜にも時々ハーブティーをあげると伸び伸びと育つのかもしれません。
次は、ミントやセージも育ててみようかな。ハーブと野菜の相性、少しずつ探っていきます



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